【格安】ホームページを極力安く作ってもらう方法

今回はホームページのリニューアルを検討、もしくは新たにホームページを作りたいと検討している方に向けての記事となります。

先に言ってしまうのですが、ホームページからの集客アップやSEO(検索順位)の向上を本気で考えているのであれば、ちゃんと予算を使ったほうがいいです。本当に最低限で50万円(それでも結果に結びつくか怪しいですが)確実に結果に結びつけたいのであれば3桁万円は必要かと思います。

でもそれは中小企業にとっては、過ぎたギャンブルというのは重々承知しております。何より怖いのは詐欺に近いようなWEBマーケティング会社もごまんと存在するので、やっぱり怖いですよね。なので今回は

  • 「予算10万円弱~15万円で作りたい」という本当に立ち上げたばかりの企業や、個人経営の方が満足できるホームページを作る方法

という設定でお話していきます。

いらない要素を決める

まず1つ目の方法です。低コストで予算を作る肝というよりは、正直これが全てかもしれません。極端に言えば「そもそもホームページを作る必要があるのか?」という所から決めるという事です。熟慮してみた結果、実は必要なかったのであればコスト0円ですから。
ホームページを作る目的というのは、私の見解では概ね以下の4つかなと思ってます。

ホームページを作る目的
目的予算(小~大)
1お問い合わせ、お申し込みフォームから集客のきっかけ(リード)を増やす。大(トータルで100万円以上は考えたほうが良い)
2採用強化大(採用人数や求める人材のレベルで変わるが、ホームページ制作+αの予算は必要
3会社のブランディングの向上。社員へのメッセージ小~中(デザインにこだわらないのであれば、プログラマー一人で全部作ることも可能)
4一人の顧客からのトータル売上アップ(常連客を増やす)求めるニーズで変わる(自社で内製化することが大きいほど少額で制作できる)

この中で何が必要で何が不要なのかを決める事が重要です。ホームページ制作で集客を増やせれば勿論ベストなのですが、100万円以上の投資をして、「どれだけの集客や売上アップがあるのか?」「怪しい業者に騙されないか?」等など、リスクは当然大きくなります。

今のご自身の予算感や、どこまでリスクを踏めるのかを考えて「①番②番はうちの会社では厳しいな」「集客を図りたいけど、低予算でやるなら④番を狙うか」みたいな、ホームページの目的と、不要な要素をまず考えてみましょう。

不要な制作工程を決める

これは実際にWEB制作に携わった経験がないと見極めるのは難しいかもしれません。ですから見積をもらう際に、「人員及び、どのような制作工程に携わるのかを正確に記入してもらう」方法がベストかと思います。

ホームページ制作の際には、ざっくり区分けすると以下の様な担当があります。

  • PM(要件定義をつくる人)
  • 要件定義資料制作
  • ディレクター(ホームページ制作の現場監督)
  • ワイヤーフレーム制作(ホームページ制作の設計図)
  • デザイナー
  • カメラマン
  • インタビュアー
  • プログラマー

くらいですかね。ちなみに上記の担当全て込みで作るのであれば、最低でも3桁万円はいきます。そこにSEO対策なども入るともう予算がない企業ではギャンブルみたいなサイト制作になってしまいます。

これが何処まで必要でどこまで不要なのかを見極めるのが肝となります。

ただ、担当別の役割まで細かく説明するととんでもない長文になってしまうので、結論を言ってしまいます。「表:ホームページを作る目的」の3番と4番であれば、ある程度自社で内製化する算段がつくのであれば、プログラマー一人だけでも製作可能です。そこで初めて「予算10万円弱~5万円でホームページ制作」という可能性が見えてきます。

要はホームページ制作の価格差は、人件費の差なのです。本気で集客アップや採用強化を図るのであれば、検索順位アップのためのブログ制作担当や、ABテスト担当、それらの結果の分析担当・・・と無限に人員が必要なので値段が跳ね上がるので、別に担当者が一人であれば10万円もかけずに作ることも可能なのです。

「でも制作工程の判別なんて難しいよ」という方が殆どだと思います。それは全くその通りなので、そういう場合は当事務所に一度お問い合わせください。無料でご対応いたします!

何を伝えたいのか極限まで絞る

それでは最後の予算削減方法です。これは最初の見出し「いらない要素を決める」の亜種みたいなものですが、「表:ホームページを作る目的」から何を見る人に伝えたいのか、絞れるだけ絞った方がより少ない予算で効果が得られます。

①番は諦めてください。10万円前後の制作費で「御社の売上を2倍にします」なんて言ってるWEB制作会社は100%詐欺です。
②番は採用の窓口として設置しておくなら有効かと思います。要はそのサイト自体に集客力はなくても、「SNSやその他の宣伝で採用窓口(ホームページ)まで誘導するという意味合いなら可能です。そして低予算でホームページを作るのであればそれだけに特化した方が良いかと思います。
③番が低予算のホームページを作るのであれば、一番有効かもしれません。みてもらうターゲットが顧客ではなく社員に見てもらうために作るのです。企業理念であったり、それを作った想いであったり、または社内行事を面白おかしく伝えたりなど、そういう事を人事や社長自らが発信しやすいようなサイトに設計することは、プログラマー一人でも十分可能です。社員のロイヤリティを上げることは結局採用強化や、会社の売上アップに繋がりますからね。
④番は店舗が発信するブログを簡単に更新できる仕組みであったり、店舗のイベントや新商品をすぐにアップロードできることに特化するサイトを作るということです。アットホームな雰囲気なのか、ゴージャスな雰囲気なのか、それは都度制作会社と打ち合わせしながら作っていけば、こちらも低予算で作ることは可能かと思います。

最後に

というわけで「予算10万円弱~15万円でホームページを作りたい」という方々が検討すべきことを3つ上げさせて頂きました。

  • いらない要素を決める
  • 不要な施策行程を決める
  • 何を伝えたいのか極限まで絞る

全てにおいて言えることなのですが、少ない経費で大きな成果を上げようと思ったら、「かかってる費用を細かく細かく区分けして、自分たちでできることは自分でやる」これが重要なのかなと思います。これをホームページ制作におきかえると、今回のようなところに気をつける事をおすすめいたします。

繰り返しになりますが、「その細かい区分けがわからないんだよ」という方はどうぞお気軽にご相談ください。下記の赤いボタン「ご相談、お問い合わせはこちら」から迷わずクリックを!