【ブログ初心者必見】WordPressと無料ブログの違いと特長を解説

今回は個人の方、もしくは副業を考えている方向けの記事になります。

「会社からの指示で社内ブログを書くことになった」「インターネットで何かしらの収入を得たいが、何から初めて良いかわからない」そんな方はまずブログサイトを作ることから始めてみることをお勧めします。

「人と繋がりたい、フォロワーを増やしたい」という方も勿論ブログはお勧めですが、もしかしたらXやInstagramの方が始めやすいかもしれないので、そちらを検討してみても良いかもしれませんね。

という訳で今回はブログサイトを始めたいという方向けに

  • ブログを始めるのに必要なプラットフォーム(WordPress、無料ブログサイト)
  • WordPressと各無料ブログの特長
  • WordPressと無料ブログの比較表

みたいな事をお伝えしたいと思います。

ブログを始める為に必要なプラットフォーム

そもそも「プラットフォームって何?」ってお話になると思いますので、そちらからご説明します。
プラットフォームとはサービスやコンテンツを提供するための基盤や環境のことを指します。コンテンツ配信だったらYouTubeとかTwitch、ソーシャルメディアだったらXとかInstagramとか…これって何をどう説明しても横文字が出ますね💦
「プラットフォームがないとやりたいことができくなる、とても大切なもの」くらいの認識でいいです。

そしてブログを始める為に必要なプラットフォームとしては、WordPressと、無料ブログサイトがあります。
WordPressはインストール自体は無料なのですが、サーバーのレンタル代が有料なので、無料ブログにはカテゴライズされないと思います。次の章で紹介する各無料ブログサイトは、基本的には月額課金しないとかなり制限がついてしまうのですが、最低料金0円から始められるので無料ブログと呼ばれております。

WordPressと各無料ブログサイトの特長

それではWordPressと無料ブログの特長について見ていきましょう。無料ブログに関しては特に有名である

  • はてなブログ
  • note
  • アメーバブログ
  • FC2ブログ
  • Blogger
  • ライブドアブログ

の特長を挙げていこうと思います。
※WordPressは万能のプラットフォームなのですが、ここではブログサイトに限った特長を挙げます。

WordPress(ワードプレス)

WordPressは、高いカスタマイズ性と自由度が特徴のブログプラットフォームです。テーマやプラグインを活用することで、デザインや機能を自由に追加・変更可能。SEO対策も自分で行えるため、検索エンジンからのトラフィックを増やすのに有利です。また、広告やアフィリエイト、スポンサーシップなど収益化手段も幅広く選べます。独自ドメインやサーバーを自分で設定するため、初期の手間はかかりますが、長期的には高いパフォーマンスを発揮します。

はてなブログ

はてなブログはシンプルで使いやすく、文を書くことに集中しやすい環境が整っています。文章や考えを深く掘り下げたいユーザーに好評です。また、SEOに強く、検索エンジンからの流入が期待できるのも魅力です。カテゴリ分けやタグの整理がしやすく、長期的に記事を育てるブログとして適しています。デザインのカスタマイズ性もある程度高いですが、広告が表示される無料版では制限があります。

note

noteはブログというよりも、SNS的な要素が強いプラットフォームです。文章だけでなく、音声や画像、動画なども簡単に投稿できるため、多様なコンテンツを作成・共有したいユーザーに向いています。また、記事に対して「サポート」という形で読者が金銭的に支援する仕組みがあるのも特徴です。広告収入というよりは作品の質で収益を得られるので、クリエイティビティを求めているユーザーから人気のあるプラットフォームです。

アメーバブログ

アメーバブログ(アメブロ)は、日本国内で特に人気が高く、多くの有名人や芸能人も利用しているのが特徴です。2024年9月15日時点で登録者数がなんと9,200万人(ソース元 https://r25.jp/companies/cyberagent-inc/news/961828113531011073)という巨大プラットフォームです。SNS的な要素が強く、他のブログやユーザーとの交流機能が充実しています。デザインのカスタマイズも簡単で、テーマや装飾も豊富に提供されています。広告が多く表示されますが、ブログを始めやすく、初心者向けにおすすめです。

FC2ブログ

FC2ブログは、カスタマイズ性の高さが最大の特徴です。HTMLやCSSに詳しいユーザーであれば、独自のデザインを作成しやすく、自由度の高いブログ運営が可能です。広告表示があるものの、豊富な機能やプラグインも魅力です。また、長い運営歴があり、安定したサービスを提供しているため、信頼性の高さも評価されています。殆どのプラットフォームで禁止されているギャンブルやアダルトコンテンツも許容されるため、幅広いジャンルに対応しています。

Blogger

Bloggerは、Googleが提供する無料ブログサービスです。Googleアカウントがあれば簡単に始めることができ、SEOにも強い特徴があります。特にアドセンスとの連携がスムーズで、広告収入を狙いたいユーザーには魅力的です。ただし、デザインやカスタマイズの自由度は他のサービスに比べてやや制限されている部分もあります。

ライブドアブログ

すべての機能が無料で使え、独自ドメインも使用可能です。無料でありながらも広告が表示されない点が大きな利点です。容量が無制限で使えるので、写真やイラストなどの画像をたくさん使った、まとめサイトやニュース系にも人気です。カスタマイズ性も高く、HTMLやCSSの知識があれば、自由度の高いデザインが可能です。ただ運営側の広告をPC版では非表示に出来ますが、モバイル版では非表示に出来ないのはデメリットかもしれません。

このように無料ブログと言っても様々な特徴があります。あくまで個人の主観ですが

  • クリエイターとしてコンテンツの質を磨きたいなら「note」
  • 沢山のフォロワーと繋がりたい、インプレッションがほしいのであれば「はてなブログ」「アメーバブログ」
  • google検索で上位を狙いたいのなら「Blogger」
  • まとめサイト等を活用してアフェリエイトとして収益を得たいのであれば「FC2ブログ」「ライブドアブログ」

が良いのではないかと思ってます。

WordPressと無料ブログの違いとは

それではここからは、WordPressと無料ブログの違いをまとめて考えてみましょう。
なぜWordPressと無料ブログという括り方になるのかと言うと、WordPressはホームページも作れる万能プラットフォームで、ブログを作ることを専門にしている無料ブログとは明らかに違うからです。決してWordPress制作がメイン事業だから持ち上げてるわけではないですよ笑。

ブログを始めたい方はまず

  1. WordPressを使うか無料ブログを使うかを決める
  2. 無料ブログを使うのであれば「どの無料ブログを使うか」を決める

という流れで考えるのが良いかと思います。それくらいWordPressを使うか無料ブログを使うかで、ブログサイトの方向性やかけるリソースは変わってきます。
以下の表は最初のフェーズである1番を決める際の参考にして下さい。

WordPressと無料ブログの違い
WordPress無料ブログ
閲覧数
  1. 自分の努力次第で閲覧数は増やせますが、ブログサービスのようにプラットフォーム内での流入は期待できません。SEO対策が重要で、検索エンジンからのトラフィックが主な閲覧源となります。
  2. 自由にアクセス解析ツールを導入できるため、詳細なトラフィックデータを取得可能です。
  1. サービス内のコミュニティやランキング機能、SNS的な仕組みがあり、内部流入が得やすいです。特にフォロワー機能がある場合は、プラットフォーム内での閲覧数が増える傾向があります。
  2. ただし、SEOに関しては、サービス側の設定に依存する部分が多いです。
フォロワー数
  1. フォロワー機能は標準ではないため、外部のプラグインやメール購読機能を導入する必要があります。フォロワー数の管理は自己責任となり、SNSと連携するなどして集客するのが一般的です。
  1. フォロワー機能が標準で搭載されている場合が多く、サービス内のユーザーからフォローを得やすいです。SNS的な機能が強いため、記事を投稿するだけでフォロワーが増えやすい傾向があります。
収益化
  1. 自由度が高く、Google AdSense、アフィリエイト、スポンサーシップ、物販など、あらゆる収益化の方法が選べます。自分で広告を管理するため、収益の仕組みも自分次第で調整可能です。
  2. ただし初期投資(サーバー代、ドメイン代など)は必要です。
  1. プラットフォームによってはアフィリエイトや広告表示が制限されていることがあります。また、ブログサービス自体が広告を入れることもあり、その収益はプラットフォームに行く場合が多いです。
  2. 一部のブログサービスでは、収益化機能(例:記事の有料販売、投げ銭機能)が用意されていますが、WordPressほど自由ではありません。
自由度
  1. デザイン、機能、プラグインなど、カスタマイズ性が非常に高いです。自分の好きなようにサイトを構築でき、完全にオリジナルのブログを作成可能です。テーマやプラグインを使えば、見た目や機能を簡単に変更できます。
  2. コードを書くことができるなら、さらに自由なカスタマイズが可能となります。
  1. デザインや機能に制限があり、カスタマイズの自由度は低いです。テーマの選択肢は限られており、細かいデザイン変更やカスタム機能は難しいです。
  2. ただし、簡単にブログを始めたい場合や特にデザインにこだわらない場合は、設定がシンプルで使いやすいメリットがあります。
運用の難易度
  1. 自分でサーバーの設定やセキュリティ対策、バックアップの管理が必要です。また、定期的なWordPressやプラグインの更新、トラブル時の対応も自身で行う必要があります。
  2. 設定やカスタマイズの自由度が高い分、運用にはある程度の技術的知識が求められますが、習得すれば独立したブログサイトを運営できる魅力があります。
  1. サービス提供側がセキュリティやバックアップを管理してくれるため、運用の手間は少ないです。設定が簡単で、初心者でもすぐに始められるのがメリットです。
  2. サーバー管理やトラブル対応もサービス側で行われるため、技術的な知識がなくても安心して運営できます。
WordPress
閲覧数
  1. 自分の努力次第で閲覧数は増やせますが、ブログサービスのようにプラットフォーム内での流入は期待できません。SEO対策が重要で、検索エンジンからのトラフィックが主な閲覧源となります。
  2. 自由にアクセス解析ツールを導入できるため、詳細なトラフィックデータを取得可能です。
フォロワー数
  1. フォロワー機能は標準ではないため、外部のプラグインやメール購読機能を導入する必要があります。フォロワー数の管理は自己責任となり、SNSと連携するなどして集客するのが一般的です。
収益化
  1. 自由度が高く、Google AdSense、アフィリエイト、スポンサーシップ、物販など、あらゆる収益化の方法が選べます。自分で広告を管理するため、収益の仕組みも自分次第で調整可能です。
  2. ただし初期投資(サーバー代、ドメイン代など)は必要です。
自由度
  1. デザイン、機能、プラグインなど、カスタマイズ性が非常に高いです。自分の好きなようにサイトを構築でき、完全にオリジナルのブログを作成可能です。テーマやプラグインを使えば、見た目や機能を簡単に変更できます。
  2. コードを書くことができるなら、さらに自由なカスタマイズが可能となります。
運用の難易度
  1. 自分でサーバーの設定やセキュリティ対策、バックアップの管理が必要です。また、定期的なWordPressやプラグインの更新、トラブル時の対応も自身で行う必要があります。
  2. 設定やカスタマイズの自由度が高い分、運用にはある程度の技術的知識が求められますが、習得すれば独立したブログサイトを運営できる魅力があります。
無料ブログ
閲覧数
  1. サービス内のコミュニティやランキング機能、SNS的な仕組みがあり、内部流入が得やすいです。特にフォロワー機能がある場合は、プラットフォーム内での閲覧数が増える傾向があります。
  2. ただし、SEOに関しては、サービス側の設定に依存する部分が多いです。
フォロワー数
  1. フォロワー機能が標準で搭載されている場合が多く、サービス内のユーザーからフォローを得やすいです。SNS的な機能が強いため、記事を投稿するだけでフォロワーが増えやすい傾向があります。
収益化
  1. プラットフォームによってはアフィリエイトや広告表示が制限されていることがあります。また、ブログサービス自体が広告を入れることもあり、その収益はプラットフォームに行く場合が多いです。
  2. 一部のブログサービスでは、収益化機能(例:記事の有料販売、投げ銭機能)が用意されていますが、WordPressほど自由ではありません。
自由度
  1. デザインや機能に制限があり、カスタマイズの自由度は低いです。テーマの選択肢は限られており、細かいデザイン変更やカスタム機能は難しいです。
  2. ただし、簡単にブログを始めたい場合や特にデザインにこだわらない場合は、設定がシンプルで使いやすいメリットがあります。
運用の難易度
  1. サービス提供側がセキュリティやバックアップを管理してくれるため、運用の手間は少ないです。設定が簡単で、初心者でもすぐに始められるのがメリットです。
  2. サーバー管理やトラブル対応もサービス側で行われるため、技術的な知識がなくても安心して運営できます。

まとめ

という訳でまとめに入ります。
前章の表や、各無料ブログサイトのまとめから考察できる私なりの結論を述べますね。

WordPressと無料ブログを使う基準
  • WordPressは、自由度や収益化に優れており、特に本格的にブログを運営したい場合や独自性を出したい人向けです。ただし、クリック数は最初は絶望的に取れません。そしてフォロワーという制度自体、高度な技術が必要とされますし、フォロワー集めも相当な運用の手間が必要です。
  • 無料ブログは、簡単にブログを始めたい人、内部流入やフォロワー機能を活用したい人に向いていますが、収益化やデザインの自由度は制限される場合が多いです。要は手軽にクリック数やフォロワーはとれますが、アフェリエイト等で収益につなげるとなると色々規制が多いということですね。
無料ブログを使おうと思った時の各プラットフォームの特徴
  • クリエイターとしてコンテンツの質を磨きたいなら「note」
  • 沢山のフォロワーと繋がりたい、インプレッションがほしいのであれば「はてなブログ」「アメーバブログ」
  • google検索で上位を狙いたいのなら「Blogger」
  • まとめサイト等を活用してアフェリエイトとして収益を得たいのであれば「FC2ブログ」「ライブドアブログ」

このような基準になるのではないかと考えております。
仮に会社のブログやニュースのコーナーを任されたというやらざるを得ないような理由がある場合は、個人でまずは無料ブログを始めてみて、会社はやはりWordPressが良いかと思います(会社のホームページがWordPress化されていない場合は制作会社に依頼すれば比較的安価でWordPress化してくれます)

WordPressは手間はかかりますが、ブランディングや将来的な収益化や、デザインのリニューアル等を考えると、やはりあらゆる面で無料ブログを上回っていると思います。