【SEO|2024年8月】良いコンテンツ作りこそ一番の上位検索対策
今回はSEO(検索エンジンでウェブサイトを上位表示させるための施策)についての記事です。既にSEO界隈では有名になっている2024年8月のGoogleコアアップデートについてですが、結論としては良いコンテンツ(記事や情報をまとめたサイト)を出し続けるに尽きるという事になりそうです。従って今回の記事は
- SEOとコアアップデートの意味
- 2024年8月に行われたコアアップデートの傾向
- 内部SEOと外部SEO
- Google社員のインタビュー記事から鑑みる今回のコアアップデートの方向
みたいなお話をしていきたいと思います。
SEOとは?コアアップデートって何?
そもそもSEOやGoogleコアアップデート自体、普通は聞いたことがない人が多いはずなのです。まずはそこから説明していきたいと思います。
SEOの意味
冒頭で少し触れましたが「検索エンジンでウェブサイトを上位表示させるための施策」の事をSEOといいます。厳密には左記の太字部分はSEO対策と呼ばれるもので、SEOとは「検索エンジン最適化」という意味らしいですが、正直ややこしいので太字の意味で覚えて頂ければ問題ないです。
食事に行くとき、Amazonでなにか買い物をしたいとき、近くの病院を調べたいとき…あらゆるニーズが発生したときに皆さんはGoogle検索を使うのではないでしょうか?
あそこに載る順位を一つでも上げようと多くのサービス業や医療・士業・ECサイトなどなど、あらゆる企業が血尿が出る思いで奮闘しているのが、今のインターネット社会なのです。
実際検索順位が1位のコンテンツと2位のコンテンツでは順位が1つ変わるだけでクリック率が2倍弱変わります。検索順位10位と1位ではなんと10倍以上。一応言っておきますが、10位でも人気の検索ワードだったら普通にものすごいことですからね。検索順位別クリック数は下記リンクを御覧ください
出典:株式会社エスファクトリー
コアアップデートの意味
そんな順位一つで店の命運が変わってしまうくらい重要なSEOですが、その順位を決めるルールをグーグルでは年に4回前後アップデートしてるのです。それをGoogleコアアップデートと呼んでいます。Googleの検索エンジンシェア率は世界で80%と言われているので、コアアップデートと言ったら一般的にはGoogleコアアップデートになりますね。
そのコアアップデートが先月(2024年8月)に行われたわけですが、今まで2週間程度で行われてたアップデートが1ヶ月かかっているという事でSEO界隈では戦々恐々としてるのです。
2024年コアアップデートの傾向
このニュースに関しては、色々な見解があるので取り敢えず「私が調べた限りでは」という主観であることはご了承下さい。
まず世間で言われているのは
- 小規模サイトの評価が上がり始めている
- ドメインパワーで伸ばしているだけのサイトが下落している
この2点が多いようです。一つずつ検証してみましょう
まずは1番の検証です。当サイトでもブログ記事やサイトの固定ページを作った際には、狙った検索ワードがありますので、そのワードの順位を日々追っています。どうなったかというとサイト全体としては検索順位は上がったと思います。
ただ、当サイトの一番のビッグワード(検索数の多いワード)である「ウェブスタジオ」がとうとう2ページ目まで下がってしまった…。一時期検索ワード1位を獲ったんだけどなあ(遠い目)。
でもブログの順位は確実に上がりましたよ。だから最近こんな頻繁に記事を挙げているのであります笑。
2番は、本当に検索順位100位くらいまでみたら、その可能性もあり得ますが、少なくとも上位TOP10では変化はないと思います。あくまで私がチェックしてるWEB関連の検索ワードではですけど。
相対的に1が上がれば2が下がるということにはなりますが、上位検索をひっくり返すほどの動きはないというのが、私からの感想ですね。
内部SEOと外部SEO
とはいえ、冒頭に述べた通りGoogleは小規模サイトにもチャンスがあるように、良質なコンテンツを評価していく傾向なのは間違いありません。その根拠を述べる前に本章の見出しである「内部SEOと外部SEO」について説明します。
- 内部SEO
ドメインパワー、canonicalタグの設置、noindexタグの適正化…みたいな言うなれば「プログラム界のお作法を守っているか」が内部SEOです。
※ドメインパワー:当サイトでいうとreborn-webstudio.comの事です。これをドメインというのですが、ドメイン自体にリンクしてもらっているサイトの数や質、ドメインを扱っている個人や企業のブランド力などが数値化されており、それが検索順位に反映されるのです。(その他の小難しい用語は無視でいいです)
- 外部SEO
外部SEOとは「記事の内容は良質か?」「誤字脱字はないか?」「見出しや目次・タイトルは過不足ないボリュームか?」みたいな目に見えるコンテンツの質の事です。
この内部SEOと外部SEOというのは非常にナイーブな関係であり、内部SEOガチ勢に「こんなユーザーに関係ない部分いずれ無意味になるよ」みたいな事を言うとびっくりするくらいキレ散らかします笑。
逆もまた真で、外部SEOガチ勢に「どうせプログラムの事とか分かんないから記事の質ばっか追ってんだろ」とか言うのも絶対NGです。
この論争、私からすれば「せっかくいい記事書いたなら、内部のお作法も整えたほうが得だろ」としか言いようがないのです。だから外部・内部のどちらもある程度の知識は持っておくのがよろしいかと思います。
2024年8月のコアアップデートの公式発表に近い記事を紹介します
内部SEOと外部SEOの意味と微妙な関係をお話した所で、本題に戻ります。
何度も言いますがGoogleは現段階では「良質なコンテンツこそが重要な評価基準ですよ」と明言しています。言うなれば現段階では外部SEOに分がありそうです。そのソースとなる記事を紹介しましょう。
出典:SEARCH ENGINE ROUND TABLE
読む時は右クリック→「日本語に翻訳」で読んでくださいね。この記事はGoogle現役社員の検索担当者へのインタビュー記事です。ほぼ公式発表と言っても差し支えないと思います。
この記事の和訳を一部引用してみましょう。
「さらに評価し、さらにテストし、さまざまなことを調べて、それらをどう改善するかを考える」と彼は私に語った。しかし、その 1 つは、優れた「小規模な独立系サイト」でどのように改善するかを検討することだ。実際、彼は「そこで役立つと思われるいくつかの変更を行った」と述べた。
この文章は:https://www.seroundtable.com/interview-google-august-core-update-38024.html から引用しました。
「彼」というのはGoogle社員の事ですね。更にこのようにも述べております。
「本当に良いコンテンツを作っているのに、この前回のアップデートで十分に評価されなかったと感じている人は、もうだめだと思ってはいけません。なぜなら、私たちの目標は、良いコンテンツを作っているなら、成功してもらいたいからです。そして、私たちが十分に評価できていないのであれば、それがこの前回のアップデートで改善されることを期待している点の一部です」と彼は私に語りました。「私たちは、今後のアップデートでもその道を歩んでいきたいと考えています」と彼は言いました。
この文章は:https://www.seroundtable.com/interview-google-august-core-update-38024.html から引用しました。
つまりまだ結果には反映されておらずとも、
- 良質なコンテンツに報いるアルゴリズムにしたい
- 優れた小規模な独立系サイトを今回の改善の検討の一つとした
と公式発表したという事ですね。
結論としては「小規模サイトというよりは大小の規模関係なく優良なコンテンツに報いるアルゴリズムにしたい。しかしそれは改善の途中である」というのが、数多くのサイトで言われてきた2024年8月コアアップデートの本質ではないでしょうか。
最後に
という訳で現状がどうであれ、やはりサイトの本質である「良いコンテンツが評価される」という流れに今後加速していくのは、間違いなさそうです。
その理論で考えると、より多くの人間がサイト制作に携われる方が良いコンテンツができる可能性は必然として上がるので、内部SEOは意味がなくなるというよりは、人が携わらずとも自動化されていくというのが、私の思う近未来のSEO情勢です。
まあ内部SEOだけではなくサイト制作全般として、コンテンツ以外の作業は自動化され「人間は良いコンテンツ作りに集中できる環境」になっていくのではないでしょうか。(あれ?私の仕事なくなる?w)
そして最後に少しだけ宣伝させて下さい!当サイトではこの記事からも分かる通り、SEOに真剣に向き合っております。
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