【ワードプレス】既存のサイトをWordPress化するメリットとは?
なかなか更新できなくてすみません、管理人の清水です
最近はサイト制作が仕事の9割となっているので(その中でもWordPressが8割)、今回はWordPressに関するお話しをしたいと思います。
今回のテーマは『既存のサイトをWordPress化するメリットは?』です。WordPress化するべきか否かの議論をすっ飛ばしてる所に私の我の強さが出てますww
- そもそもWordPressとは?WordPress化とは?
- WordPress化するにもデメリットもあります
- デメリットに対する対策
- WordPress化するメリット
みたいな話をしたいのですが、結論を言ってしまうとサイトを収益化したい、検索順位を上げたいって人は迷わずWordPress化した方が良いと思います。
WordPressとはなんでしょう?
まずは「WordPressとは?」からお話しした方が良いですよね。
WordPressとはウェブサイトやブログを簡単に作成・管理できるオープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)です。
多くのサイトでは大体こんな感じで書かれていますが「え?なんて!?」って人絶対多いですよね。それでは翻訳してみましょう
- ウェブサイト・ブログ:これは分かりますよね。
- オープンソース:公に発表されているプログラムコード。要は誰でも好きに使っていいですよというプログラムです。
- コンテンツ管理システム(CMS):プログラミング知識がなくても、テキスト、画像、動画などを作成・編集・管理できるシステム。
本来ウェブ上に何かを表現するときは【<div><p>なんちゃらかんちゃら</p></div>】みたいなお作法が必要なんですが、そういうの一切無しで書いたり貼ったりしたものを、そのままウェブサイトに出力できるシステムのことですね。この翻訳を上記の太字に当て込んでみて下さい。
WordPress化とそのデメリット
つまりWordPress化とは「ウェブサイトのお作法通りに書く必要がある文字を、誰でも日記のように書いたり画像を貼ったりしてウェブサイトに表現できるようにする」ということなのです。例えばこの記事もこんな感じで、日記の如く書いてるだけですよ笑
とはいえ、WordPress化も良いことばかりではありません。ワードプレス化する事により
- サイト全体が重くなる
- プラグインというオープンソースを多用した場合、ウィルスの攻撃を受けやすくなる
という欠点はございます。プラグインというのはRPGの装備みたいなもので、それがあれば本当に誰でも簡単にWordPressが作れる便利アイテムです。ただ上記のデメリットはある程度覚悟しなければなりません。
WordPressはデータベースと呼ばれる。データ集積所みたいなところからブラウザに表示させる毎にデータを引っ張り出すので、サイトの速度がもっさりしてしまうのです。
そしてプラグインは大変便利ですが便利という事はそれだけ沢山の人が使っています。つまり脆弱性を見つけて顧客データを引っ張り出せたりすれば、より多くより重要なデータを入手できるので、ハッカー達にWordPress(特にプラグイン)狙われやすくなってしまうのです。
デメリットへの対策
とはいえ、多くの人が使っているということはそれだけ、多くの対策も出ているのでこの章では、WordPressのデメリットに対する対策もお伝えいたします。
サイト全体が重くなることへの対策
- 静的ページはコードで制作
静的ページとは、このような記事ではなく「会社概要」「社長からのメッセージ」みたいな、基本的に内容を変えないページのことです。それらはできれば管理画面から作るのではなく、コードを使ってページ制作する事が望ましいです。
- 画像を軽くする
画像のデータ量を改めて見てみると、1MBを超えてるような画像を貼ってることはありませんか?もしくは300ピクセル程度の出力画像なのに、元データは3000ピクセルだったなんて事はないですか?そういう無駄に重かったり大きかったりする画像を見直すだけでも、サイトの速度が落ちることを防げます。
ウイルス攻撃からの対策
- 極力プラグインを使わない
プラグインは便利ですが、WordPressサイトが最も脆弱性を狙われるのがプラグインからである事も事実です。ですので企業サイトやECサイトはきちんとしたWEB制作会社に依頼して、プラグインを極力使わずにWordPress化してもらうのが良いでしょう。
- 定期的にバージョンアップしているプラグインを使う
とはいえ、どうしても使う必要性のあるプラグインというのは、正直我々開発者でもあります。プラグインを使う必要性がどうしてもある際は定期的にバージョンアップしているプラグインを使いましょう。少なくとも1年以上バージョンアップしていないプラグインは使わないほうが良いです。
これらの対策を施せば、上記のデメリットはほぼ完璧に防げます。
WordPress化のメリット
一方WordPress化することで得られるメリットは以下のうようなものがあります。
- 複数人でサイトの記事の更新ができる。
WordPressは複数のユーザーを作成でき、管理者、編集者、投稿者などの権限を割り当てることが可能です。これにより、複数のメンバーがサイトの更新に参加でき、特定の分野の専門家が記事を担当することでコンテンツの質が向上します。また、ユーザーごとに権限を設定できるため、誤操作や不要な編集を防ぎ、サイト運営の安全性も確保されます。 - 専門知識がほぼ必要なく、複数人がサイトの改善に携われるので、記事の更新頻度や精度も上がってくる。
WordPressは操作が直感的で、プログラミングの知識がなくても記事の作成やデザインの変更が簡単に行えます。Gutenbergエディターなどのビジュアルエディターを使えば、ドラッグ&ドロップ操作でブロックを配置するだけで、魅力的なレイアウトを作成できます。これにより、担当者全員がコンテンツ改善に積極的に参加でき、記事の質や更新頻度が自然に向上します。 - 自分たちで更新できる範囲が増えるので更新手数料は不要。
従来の静的なサイトでは、内容の変更や更新に専門的な業者に依頼する必要があり、その都度手数料が発生します。WordPressでは、管理画面から簡単にページの更新や修正が行えるため、自分たちでコンテンツを自由に管理できます。これによりコストを削減でき、サイト運営のスピードや効率も大幅に向上します。 - サイトの見栄えを良くするテクニックがそこら中のサイトで情報提供されている。
WordPressには数多くのテーマやプラグインが存在し、カスタマイズに関する情報が豊富に共有されています。無料や有料のリソースも多く、デザインや機能を自分たちのニーズに合わせて簡単に変更することが可能です。さらに、コミュニティやフォーラムでもサポートが充実しているため、初心者でも安心して使い始められます。 - SEO対策に集中できる(つまり収益化につながりやすい!)
WordPressはSEOに強く設計されており、プラグインを活用することでさらに効果的なSEO対策が可能です。たとえば、Yoast SEOやAll in One SEO Packといったプラグインを使用すると、メタタグの最適化やXMLサイトマップの生成が簡単に行えます。これは内部SEOと呼ばれるある程度プログラミングの知識がないと携われない対策を、誰でも対策できるという事でもあります。つまりプログラミングの知識がなくても良いコンテンツを作ることに集中さえすれば、SEO対策ができるということに繋がるのです。
こんな所でしょうか。これらを文章でまとめて説明します。
WordPress化すればプログラミングという障壁がないから、記事を更新するたびに制作会社に更新費を取られることもありません。そしてプログラミング作業がなければ当然多くの人が記事の更新に携われます(勿論文章が得意な人も、アフェリエイトやSEOが得意な人も)。それは必然的に物販や商売のコーポレートサイトの売上アップに直結するということなのです。ちなみに
- アフェリエイト:商品やサービスを紹介して報酬を得る広告手法
- SEO対策:検索順位を上げて、自分のホームページへの流入を増やすための施策
ですからね。現代のネットによる集客は恐ろしいです。クリック率が0.1%上がるだけで、そのサイトや会社の売上が2倍になるなんて普通にありますよ!
まとめ
もしWEBサイトで収益化や自社の売上アップを考えてるならブログページを作って、記事を更新するのはマストです。それを狙ってる会社や個人事業主であれば、やはりWordPress化は得られることのほうが多いのではないでしょうか。最後にメリット・デメリットをまとめておきます。
既存サイトをWordPress化する
メリットとデメリット
メリット | デメリット |
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デメリットへの対策
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そしてこれはいつもの締め言葉として言わせて下さい笑
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